Thursday, May 13, 2010

ジャパンナイト―じゃぱんPOPs !!

 みなさん、こんにちは。本日は6日に行なわれた、3月のジャパンナイトについて報告させていただきます。

 タイトルにもありますように、今回のテーマはズバリ、「じゃぱんPOPs」☆
海外で人気なジャパン・カルチャーと言えばマンガ・アニメ・映画と思われがちですが、日本のサブカルチャーに興味を持つ人の中には、邦楽ポップスが大好きという方が結構多いんです。4月のクイーンズデイのマーケットでも、日本人の売る中古のCDを買いに来るオランダ人が間々いると言う話を聞きますし、パリのブックオフなんかでも邦楽CDを物色している現地の方をよく見ますよね。
「日本語の歌なんて意味分からないだろうに…」なんて思いがちですが、考えてみれば私たちだって歌詞の意味も分からずに「洋楽」を楽しんでいるわけですからあたりまえですよね…。まさに音楽は国境を越える!! 翻訳という作業がいる本や映画よりも、音楽の方がもっと簡単に海外の人たちに紹介できるわけですから、ひょっとしたらJPOPこそが、異文化交流に最もふさわしいツールなのかもしれませんね。

 
 さて、そんなJPOPをテーマにお送りした今回のイベントですが、どのようにそのジャパンポップスを楽しんでいただいたかというと、今回は久しぶりにその道の専門家をお招きいたしました☆
その専門家とは、日本のポップミュージックになぜだかとっても詳しいちょっとかわったオランダ人(笑)チャールズさんです。チャールズさんは、オランダのHello Japanという日本をテーマにしたラジオ番組でラジオDJをつとめている方で、美空ひばりから浜崎あゆみまで、邦楽について私たち以上の知識をお持ちです。また、このチャールズさん、日本好きの例に漏れず、マンガやアニメも大好きで、お仲間と同人誌の出版もなさっているそうです。

 当日はこのチャールズさんにDJを勤めてもらい、会場となったクラブに次々とお気に入りの名曲をかけていただきました。その選曲は実に個性的で、TMNとドリフの曲が一緒に扱われてしまうというアバンギャルドぶり(笑)教授と長さんのコラボとは日本人ではちょっと躊躇してしまいますよね…。それでも、30人近く集まったゲストの皆さんは大変楽しんでいらっしゃったようでした。
                  (CD片手にポーズをとるチャールズさん)

 余談ですが、今回会場として使わせてもらったクラブARCは、アムステルダムの通称ゲイストリートにある有名なお店で、基本的にはゲイの方が多く訪れるおしゃれなお店です。前回のSAKE&COといい、別にそういう所をあえて選んでいるわけではないのですが…(笑)広々としてきれいなお店でした。

 次回のテーマはまだ未定ですが、このJPOPをテーマにしたジャパンナイトは、またぜひやりたいと思います。次の機会をお楽しみに。(悠香)

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