Saturday, July 25, 2009

記念すべき第一回サロン!! その2

 さて、目で、口で、体で、存分に日本文化を楽しんでもらい、いよいよサロンもラストスパート。そして、このイベントの締めを飾ったのは、今回会場となったカナルハウスのオーナー、ヨハンによるミニ・講義と、我がスタジオ・アズミの主宰である打谷のピアノの師匠イニカ・カンテさんによるミニ・コンサートでした。  
 
ヨハンの講義では、階級や身分などかつて存在したくくりがなくなってしまった今日の社会において、異なった文化の中で生きる人々はどのように交わっていけばよいかというテーマについて、彼独自の理論を簡略化して解説して頂きました。異国に生活する私たちには特に興味深いテーマでありますし、私たちが提供するサロンというコミュニケーションの場ともうまくマッチした講義だったのですが、如何せん皆さん疲れていた…。酔っていた…。椅子がなかった!! おかげで講義に集中することが出来ないゲストのみなさんも多く見受けられました…。これは、すべて私たちの段取りミス。ごめんなさいヨハン!   
 
ですが、いざイベント終了後に感想を聞いてみれば、ヨハンのレクチャーが非常に興味深かったというゲストの方もちらほら…。なので、ヨハンには今後、もっと落ち着いた環境で、時間をかけてお話してもらえる機会をもうけさせて頂こうと考えています。お願いしますヨハン!


            (左から、オーナーのヨハンと打谷)

 そして、最後は、ピアニストのイニカさんによる美しいピアノ演奏でほっと一息。イニカさんがオランダ人作曲家の楽曲を披露して下さったおかげで、18世紀のカナルハウスとクラシック音楽というオランダの歴史・文化が、寿司、書道、着物、おもてなし精神という日本の歴史・文化とうまく交じり合った素晴らしいイベントに仕上がったと感じます。 

ゲストの方々からも、花丸の評価をたくさん頂くことが出来て大変嬉しく思っています。これからも、未知の文化、新しい人たちとの出会いをたのしめる素晴らしいコミュニケーションの場を提供していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 活動予定や、映像、写真による記録はホームページをご覧ください。  (悠香)

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