Saturday, July 25, 2009

ワインテイスティング潜入調査!

 皆さんこんにちは。最近は本当にぽかぽか陽気で、すっかり春らしくなりましたね~。皆さんはいかがお過ごしですか? 
 
私は今日、上司である打谷とワイン・テイスティングに参加してきました。題名にもあるように、このテイスティング参加は単なるワイン好きとしての道楽ではなく、一種の潜入調査でございました。まあ、潜入といってもそのワイン屋さんの招待を受けて、正面玄関から堂々と入ったんですけどね…。つまりは、潜入調査というか正規の視察ですね。この視察でワイン・テイスティングのなんたるかを見極めてから、自分たち主催のイベントに生かそうと考えた訳です。そう!私たちワイン・テイスティングを開催するんですよ!
 
日程はまだ未定なんですが6月に開催予定で、基本的には日本人の皆様を対象としたものにしたいと思っております。説明は英語になりますが、打谷が日本語で補足説明いたしますので、その点はご心配なく! 第一回目ということで、ビギナー向けのワイン基礎講座と王道のフランスワインに的を絞ったワインの紹介・試飲を予定していますが、詳細が決まり次第、このブログでも追って報告いたしますので、よろしくお願いします。
 
 さて、今回のテイスティングなんですが、アムステルダムの中心に19世紀から店をかまえる知る人ぞ知るワインの老舗、HART'S WIJNHANDELSさんにお邪魔させていただきました。このお店は大のワイン好きである打谷も頻繁に利用するお店で、私たちのワインテイスティングでもご協力いただく予定です。ちなみに、お店の住所はVijzelgracht 27です。

 当日お店におじゃますると、店の外まで人が溢れる大盛況で、店の中にはなんと47種類もの試飲用ワインが用意されていました。特に解説等はなく、各自好きなワインを自由に試飲するという形式で、お値段は10ユーロ以下のものから30ユーロまでと、私たちが毎日の食事で楽しめるリーズナブルでおいしいワインがセレクトしてありました。
  
 その中でも、私たちが特に気に入ったものをいくつか紹介させていただきますと、まずはイタリアのPrpsecco、Merotto Rose Brut, Rosato Spumateです。Proseccoといいますとシャンパンの代用品といったイメージがありますが、このワインはシャンパンと大差ない味わいだとシャンパン好きの打谷もお気に入りでした。また、ロゼの Proseccoというのもめずらしいようです。   
 続いて、白のおすすめはスペインのMajor de Mendoza,3 Crianzas(2006)。スペインのワインといえば赤という感じですが、この白はしっかりおいしかったとの評価。 そして赤ワインでは、 イタリア、ピエモンテのII Falchetto,Barbera d'Asti"Lurei"(2006)と ニュージーランドのAutsfield,"Hawk Hill"Pinor Noir(2007)が高評価でした。後者のワインはブルゴーニュによく見られるPinot Noirというぶどうを使っており、ブルゴーニュのワインと同様のスムースな味わいが楽しめます。 
 
そして最後は、今回のテイスティングで最も印象に残った、デザートワインのFalchetto,Moscato d'Asti(2008)。打谷も私も、デザートワインを飲む習慣はなかったのですが、このデザートワインは甘さがしつこすぎず、とても飲みやすかったです。他にもチョコレートとの相性抜群な甘~いデザートワインなどもあって、パーティーなど大勢の人が集まるときに開けて、スイーツと一緒にみんなで楽しめたら最高だなと思いました。
  
 というわけで、本当に有意義な午後を過ごさせていただきました。なにしろ昼間っから堂々と酒が飲めますからね。こんなにたくさんのワインを一度にいただくのは初めての経験だったのですが、こうして飲み比べてみると、素人の私でも、ワインの味わい、香りの多様さをはっきりと実感することができました。アルコールは初心者の私ですが、少しはワインの味わい方もわかってきたかなと思います。また、同じ銘柄のワインでも、製造年によって全く味がかわってきたりもするようですし、ワインって本当に奥深いですよね。

 6月に予定している私たちStudio Azumi主催のワイン・テイスティングでは、今回の経験が単なるほろ酔い体験にならないよう、視察の成果を存分に生かしていきたいと思いますので、どうか楽しみにお待ちください。  (悠香)
 

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